漢方医学の考え方の基礎を学んで、自分の体と向き合ってみよう。
漢方医学は、約2000年前に古代中国で生まれて、日本で独自に発展した伝統医学です。 西洋医学が病気の「原因」となっている細菌やウイルスを直接攻撃するのを目的とするのに対し、漢方医学は、体全体のバランスを整えることで、体が本来持っている自然治癒力(自分で自分を治す力)を高めることを目指します。
病気の原因(ウイルスなど)に直接アタック!
体全体のバランスを整え、病気に負けない体を作る!
漢方では、一人ひとりの体質や、その時々の体の状態を総合的に判断して、その人に合った漢方薬を選びます。 この、漢方医学独特の「診断」のことを「証」と呼びます。体力があるのかないのか、体が冷えているのか熱を持っているのか、といった情報から、あなたの「証」が決まります。
このサイトでは、証の中でも特に基本的な考え方である「八綱弁証(はっこうべんしょう)」について学びます。これは、体を8つの基本的なものさしで見る方法です。
病気の場所はどこ?
体は冷えてる?熱い?
体力はある?ない?
これらの組み合わせで、あなたの今の体の状態(証)を詳しく知ることができるのです。
いくつかの質問に答えるだけで、あなたの今の「証」のタイプが分かります。
「証」診断をはじめる